コンテンポラリーマウス

未だ知らないものを探している途中

ありふれた奇跡の連続:アイネクライネハトムジーク

本屋でたまたま手に取ったが、気軽に読めて爽快な本であった。

 

短編集であるが、1つの1つの短編集には小さな繋がりがあり、それを感じながら読み進めるのは軽快な爽快感を覚える。伊坂幸太郎は本当に読みやすい小説を描いてくれる。

 

特に第二編の話はちょっとしたミステリーにもなっており、読み応えがある作品であった。

 

普通の社会人達の話なのだが、青春小説のような爽快感も感じさせてくれる小説短編集であった。ぜひ日常に疲れた時に読み返したい1冊だ。

 

【本】☆3