コンテンポラリーマウス

未だ知らないものを探している途中

部屋を主題にした人生物語 さよならコタツ

古本屋でタイトルだけ見かけて買った短編集。

 

短編集はなんとなく好き。気軽に1話ずつが読めて、最後まで集中力が切らさず読めることができるから。

 

ハッピーエンドもバッドエンドも人生にはない

部屋を主題にした様々な人生模様を描く小説だった。

どこにでもありそうな物語、でも言葉にすると大事な人生。

ハッピーエンドでもなければ、バッドエンドでもない。そもそも人生にどちらのエンドもなく死ぬまで続いていくだけ。

そこには事実しかなく、解釈次第。

 

そんなことを思い出させてくれるような短編集だった。

 

☆は2つくらいだけれども、100円で買ったので仕方ない。