人はカラフルに輝く:カラフル
比較的短い小説だったが、中学などの頃に読んでおきたかった小説だった。
ぜひいま自分がいじめられていたり、どうしようもない閉塞感を感じているのならぜひ読んで欲しい。
人生いろいろだ、きれいに輝けるときもあれば、ドス黒く汚く輝いているときもある。
いろんな色をもって人は生きてる
色には、いろんな見え方がある。人はカラフルに光っている。それは喜怒哀楽が混ざっているからだ。また欲深いところや、心の狭いところ、そんなところも人には備わっている。それを断面的にだけ見て、自分の世界に閉じこもってしまうのはもったいない。もちろん人の感情を全てわかるわけではないが、いろんな感情をもった人は原石である。それを理解して生きていたい。
ホームステイを楽しもう、せいぜい数十年の人生
これは小説の中ででてくる言葉ではあるが、人生はせいぜい数十年のことだ。もしどうしても閉塞感に苛まれてしまっていたときはこの言葉を思い出してほしい。
あくまで自分の人生を客観視して見る大切さ。主観的な人生だけれども、一度一歩引いて客観視したときにまた違った未来が見えるかもしれない。その未来を大事にしてもらいたい。
☆4