130円の切符でできる大冒険:JR大回り乗車とは
電車に揺られている時間が好きだ(*座っているときに限る。だが。)
あのリズミカルな振動は心地よい眠りに誘ってくれるときもあるし、適度な喋り声が聞こえるあのような環境は読書にもってこいだ。カフェでゆっくり腰掛けて読むよりも進む場合がある。また仕事だってできる。
あるときは、乗客の人間観察をして、あの家族関係はこうだろうか・友達関係はこうだろうかと推論をしてみたりすることができる。
なので電車の移動は好きだ(*何度も記述するが座っているときに限るだが)
そんな自分がハマっていることがある。それが大回り乗車だ。
1枚130円からできる大冒険
大回り乗車をすればった130円からでも電車で大冒険が可能だ。東京駅から千葉の最奥地までいってかえってくることだってできる。
どういうからくりか?それは名が示すとおり、隣の駅にいくのに果てしない大回りをしていくということだ。そのため、時間はかかるが乗車料金は隣の駅まで分となる。
そうすることで、途中下車こそできないもののたった130円でもいくつもの県をまたいで電車に乗ることが可能なのである。
5時間以上移動で乗れることができるので、ぜひたまった本を読もうと思っている方やちょっとした考え事に車窓からぼんやり考えてみたいと思っている方などいらしたら、ぜひ試してもらいたい。
守るべきルール
これは合法なのであろうか?合法ではある。ただ推奨されているものではないが、駅員さんに大回りですといえば通じる程度の理解はあるものだ。ただルールはいくつかあるので、下記ルールに注意してぜひ楽しんでもらいたい
- 適用区間がある(大都市圏しかできない)
- 途中下車はできない(当たり前だが、途中下車すると大回りしていない)
- 有効期限は1日のみ
- 同じ駅を過ぎてはいけない(一筆書きで移動しないといけない)
ー参考サイト