意思決定に迷った時のルービンの4原則
日々は意思決定の連続だといってもいいだろう。
朝ごはん何を食べるか、そもそもいつ起きるかなどから意思決定の中を生きている。
無意識の意思決定を習慣とよべるのではないだろうか、その習慣を増やしていくことは大事な意思決定に時間をかけるコツでもある。スティーブ・ジョブズが同じ服をたくさん持っているように、ビジネス以外の意思決定をなるべく少なくしていくことが重要なのかもしれない。そんな意思決定について少し考えてみた。
人はいかに意思決定するのか
いろいろ参考記事を並べたが、過去の経験を覚えていてそれの再現性をもとめて思考してしまう。なのでより経験が多ければ多いほど意思決定が習慣化してくる。
では根源的な問いだが、意思決定に正解はあるのだろうか、テストならば正解はあるだろうけど。。おそらく正解はないのだろう。もとい自分の感情に近いものが正解なのかもしれない。選んだものを正解にしていくしかない。
意思決定のプロセスをもし、キレイに描こうとするならば
- 選択肢を絞り出す
- 選択肢の中で選んだ際のPro/Conを並び立てる
- 起こりうる期待値を概算する
- その中でPro > Con となりFeasibilityもできるだけ高いものを選ぶ
- 遂行する
ということになるのだろうけれども、じゃあすべてがPro/Conで片付くことができるのだろうか。。そんなことはない。
下記記事中にもあるのだが、感情がないと意思決定ができない。正解がない中でなにが一番重要なのかというと早さなのかもしれない。それを理解して、選んだものを全力で正解にしていくことが意思決定の最善解なのかもしれない。
ルービンの4原則
- 唯一確かなことは確実なものはないということである
- 決定とはつまるところ可能性を考察することである
- 不確実であっても私たちは決定をくだし、行動しなければならない
- 結果だけでなくそこに至った経緯も含めて決定を下す必要がある
上記のような意思決定への格言がロバート・ルービンという者が残している。
確かに不確実なものしかない中で意思決定していくことは可能性にかけるだけであり、その中でも行動の大切さを説いている。確実なものなどないという前提の中で決めていく大変さ。学生力が抜けない人達にとってはつらい(自分も含めて)
ちなみに下記はwikipediaから引用した説明である。バリバリのエリートかつ経済バックグラウンドの方である。
ロバート・エドワード・ルービン(Robert Edward Rubin, 1938年8月29日 ニューヨーク -)はアメリカ合衆国の銀行家・財政家。
ゴールドマン・サックス共同会長、国家経済会議(NEC)初代委員長、財務長官、シティグループの経営執行委員会会長を歴任した。
クリントン政権では財政均衡を主導し、レーガン・ブッシュ政権以来の負の遺産である財政赤字の削減に努めた。
その他の格言
物事はすべて確率論として見るべきで、絶対に正しいということはあり得ない。
世間において常識とみなされていることに対して、疑問を呈する勇気を忘れてはならない。健全な猜疑心こそ、ものごとの裏に潜む本質を見極める近道である。
意思決定においては、小手先の細工を用いてはならない。真剣な分析と配慮にまさるものはない。