未来だけが貴方の手に:コーヒーが冷めないうちに
書店で、売れているようだったのでたまたま手にとったのだが、タイトルのようにコーヒーを片手にでもさくっと読めるような小説であった。
ストーリーとしては、このタイトルからは想像つかないだろうがファンタジー要素は入っている。とある喫茶店での話なのだが、この喫茶店では過去にもどれることができるとして有名なのである。そして実際に過去にいくことができる、ただしコーヒーが冷めるまでという短い時間だけだが。。
いつでも変えることができるのは今この瞬間の行動だけ
このタイムスリップものだけれども、一ついままでのうよくあるタイムスリップものとの違いでいえば、過去にもどっても未来は変わらないということである。過去でなにをしても帰ってきて、何も事態は変化していない。
しかしこれは変えることができるのはいつも今・この瞬間のみということを教えてくれる。
もし何かを変えるとしたならば、過去に縋ることでもなく今に着目して生きていきたいと思う。
☆4