コンテンポラリーマウス

未だ知らないものを探している途中

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

意思決定に迷った時のルービンの4原則

日々は意思決定の連続だといってもいいだろう。 朝ごはん何を食べるか、そもそもいつ起きるかなどから意思決定の中を生きている。 無意識の意思決定を習慣とよべるのではないだろうか、その習慣を増やしていくことは大事な意思決定に時間をかけるコツでもあ…

留学経験なしで外資系企業で働くための英語力鍛え方

タイトルのままですが、私自身の実体験をもとにどのようにして外資系でも働くことができるような英語力を身につけたか(新卒でそのまま外資系畑) を簡単に紹介します。 自分自身はまったく留学経験もなければ、幼少期に海外に住んでいたとかいうチート技は…

自己疎外からの脱却:どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた

どうすれば幸せになれるか。そんな風に考えたことは一度はあるのではないだろうか。 この本は明快に答えを出しているわけではないが、若い30代の世代の人達が討論しているため、いまの若い人にとっての幸せに近い定義で描かれているため、読みやすい本である…

Don't think just paint かくかくしかじか

昨年かな、メディア芸術賞を取った作品である。 東村アキコの自伝的漫画であるが、これが泣ける。。 これは先生と主人公である東村アキコさんの愛情の物語であるし、そして先生とその美術教室の生徒との絆の物語だ。 先生のコミュニケーションのやり方は正直…

常識の危うさへの指摘:23分間の奇跡

短編小説ではあるが、非常に示唆に富む小説であった。 戦後の日本をみているようであるし、教育とは一種の洗脳であるという副次的な事実を思い知った。 著者が日本兵に捕虜などにされた経験から得ている考察なのであろうか。 23分あれば人は洗脳ができる か…

現代版シャーロック・ホームズ

推理ものはあまり読んだり見たりしたことないのだが、久しぶりにこのシリーズはその探偵者でハマったシリーズだった。それがシャーロックだ。 イギリスのBBCが力いれて作ってるだけあって映像、ストーリーともに素晴らしい出来だ。 現代版シャーロックはよく…

130円の切符でできる大冒険:JR大回り乗車とは

電車に揺られている時間が好きだ(*座っているときに限る。だが。) あのリズミカルな振動は心地よい眠りに誘ってくれるときもあるし、適度な喋り声が聞こえるあのような環境は読書にもってこいだ。カフェでゆっくり腰掛けて読むよりも進む場合がある。また…

理論は現象の後追い:ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ

ヘーゲルは偉大な哲学者であることに間違いはない。 その中でも、彼が残した法の哲学のこの一説は特に自分の心に響く。 ミネルヴァの梟は迫りくる黄昏に飛び立つ ふくろう(梟)は学問の神ミネルヴァの化身と考えられていた。梟はご存知の通り夜行性のため、…

コモディティな世界での戦い方:僕は君たちに武器を配りたい

親の世代とは生き方が違う。 20代・30代にとってはキャリアの歩み方・生き方から全てが変化している。そのときに必要なのは自分のアタマで考えることだ。こう書くと陳腐に聞こえるが、自分の価値観をしっかりもって生きることだと思う。そのためのヒントを多…

概算は仮説にすぎない:ふたりの距離の概算

氷菓からはじまる、古典部シリーズである。学校で起きる事件などを古典部が解決していくということが大まかなストーリー。 アニメにもなっていて、京都アニメーションスタジオが制作をしており、絵もきれいな映画なのでぜひ見て欲しい。 ホータローの観察眼…

「異世界系」マンガ・ラノベから臭う現代社会への諦め

異世界系のマンガ・ラノベが流行っているようである(少し気づくのがおそすぎる反省・・) 書店のマンガコーナーにいけば、そこらかしこに異世界〜、転生〜などなどとタイトルがいろいろある 今までそれらを手に取ったことがないのだから、ネットフリックス…

少子高齢化に伴い子供習い事はどうなるのか

今日気になるニュースを見かけた。 子供の習い事についての記事だ。子供の習い語に関してリクルートがアンケートをとり発表している。 学校教育に不満がある習い事の人気が際立つ 水泳と英語が今習っているでも今後習わせたいでも人気がある。あくまで仮説だ…

森見文学の始まり:太陽の塔

日本ファンタジーノベル大賞をとったこの作品を前々から読んでみたいと思っていたところたまたま見かけたので読んでみた。 森見登美彦文学の原点 イギリス文学のような独特な私語りの表現。言葉遊びが随所に見られる。基本的には自分語りなのだが、その言い…

1990年代生まれが選ぶ読むべき漫画ベスト50

”日本に生まれて漫画を読まない人生なんて損している” って偉い人が言ってたようないってないような。 ただこの国における漫画の質の高さは世界中が保証している。「日本食」か「漫画」これこそ日本が誇れる文化なのではないか。 というわけで、物心ついたと…

高校時代に読みたいランキング暫定1位:ぼくは勉強ができない

高校時代に読みたかったかつ、高校生などいたらぜひ読んで欲しい。 勉強ができない、それは悪いことなのだろうか。もちろん勉強が出来たほうが世間の基準でいうと”良い”なんだろう。 しかし本質的には、勉強ができなくなくてもいいのだ、人間的に”良い”人間…

記憶とはを改めて説明してくれる本:ハーバード式最高の記憶術

記憶力良くなりたいなあと受験時代良く思っていた。 日本の詰め込み教育において記憶力は非常に重要な要素の一つであった。それより重要な能力も多くあるとは思うが(仮説力・文章構築力・論理力など)、ただ未だに記憶力とはその下支えをする重要な能力の1…

意外にも人生の指南書:筋トレが最強のソリューションである

最近は筋トレブームというか、トレーニングブームな気がする。 それこそライザップをはじめとする、運動が痩せるということを証明している。 下記の日本生命によるアンケートによると30%の人ほどしか、週に1度以上運動はしていない。でも社会人になってから…

小説家という仕事への理解:職業としての小説家

小説家という職業について、小さいころから存在は良くしっている。 しかし実際には周りには小説家という職業は普通いないため、その仕事をどうするかはまったくわからない。特に自分で小説も書いたこともないため、どのように話作りをするかということはまっ…

青春版シャーロック・ホームズ:氷菓

京アニが作成したアニメはあまりハズレがないイメージがあるが、これまで手を出せていなかったものをふと見てみたいと思い一気見した。 もう少し学園青春分野かとおもっていたがそういうわけではなかった。本格的なミステリーアニメだったと思う。 主人公の…

量産型女子大生に対する示唆:俺俺

表紙が結構圧倒されて、前から気になっていた小説を読んでみた。 表紙を見てわかるように、同じような人が合理化された食べ物を同じような人たちによって食べされられている。なにか合理化された社会であったり、現代の闇を感じた気がしていて、大学生のとき…

人はカラフルに輝く:カラフル

比較的短い小説だったが、中学などの頃に読んでおきたかった小説だった。 ぜひいま自分がいじめられていたり、どうしようもない閉塞感を感じているのならぜひ読んで欲しい。 人生いろいろだ、きれいに輝けるときもあれば、ドス黒く汚く輝いているときもある…

アクション_デスノート:海外版デスノート

Netflixオリジナル作品である、デスノートを鑑賞した。原作とはまったく違うが、一つのアクション映画としては、見ていて面白いと思う。 ただし、原作の熱狂的なファンからは失望っていう声も分からないできでもない。なんんのことないホラー・サスペンス映…

未来だけが貴方の手に:コーヒーが冷めないうちに

書店で、売れているようだったのでたまたま手にとったのだが、タイトルのようにコーヒーを片手にでもさくっと読めるような小説であった。 ストーリーとしては、このタイトルからは想像つかないだろうがファンタジー要素は入っている。とある喫茶店での話なの…

誰のために飛ぶのか:ピンポン

ピンポンは小学校の時にはじめて、実写をみてなんて卓球はかっこいいんだろうと思って感動した。 しかし、年齢を重ねてから見たときにはなんてよく出来た人間ドラマなんだろうかと思った。一生に一度はぜひ鑑賞したい作品の一つだと思う。 君に才能はあるの…

第二次青春:ソラニン

第二次青春を考える上で、ソラニンはぜひ読んで欲しい作品だと思う なんでもないやつ、何者にもなれない自分への行き場のない憤り 芽衣子は自分が特にやりたいこともなく、やりたいことへのあこがれをもっている。それでも最後にはだらっとした幸せが続けば…

絵画は知れば更に楽しくなる:ざっくり美術史

大学教授である斎藤孝さんの美術についての著書。 絵画は知識なくみるとなんとなく好きなどの印象でしか持てない。そのような印象だけで十分にアートを鑑賞するという点ではいいと思うが、それでも基礎的な知識があるだけで、見方に深みがでてくる。 この本…

知の仕事術

作家である著者の仕事術・考え方を紹介した本。 いかに物事をこの著者が見ているのかがわかりやすく伝えてくれる。その中でも特に自分が気になったのは下記点である。 何が答えかでなく何が問題かが大事 常に私たちは答えを求めがちだが、なんの問いに対して…

自分の人生を生きろ:ファイトクラブ

久しぶりに素晴らしい映画に出会った。 ”ファイトクラブ”これは現代消費社会への警告であり、未来への予言でもある。 ぜひ見て欲しい映画No.1である。特に20代の若者にみてもらいたい映画である。 何のために人々は生きているのか 何のために生きているのか…