コンテンポラリーマウス

未だ知らないものを探している途中

AIは仕事を奪う、ただ人々の経済活動はより活発になる

自動化によって、経済がどうなるかを真面目に考えた記事。自動化によって、雇用は失われるはずだが、その時間がさらに他の消費や生産にまわるはずだという意見。非常に賛成。生産と消費が曖昧なサービスっぽいのが更に流行る気がする。

自動化によりこれまで人が担っていた仕事が代替されることで生まれる雇用代替効果は確かに雇用や賃金を低下させるが、それを相殺する正の効果も存在することを強調する。まず、自動化によるコストの節約により経済が拡大し、自動化されていない仕事への需要が高まるという生産性向上効果

本当は個別にがんばれば最適化できるが、労働時間の問題で現状できていない問題などはAIによって更に解決していくべきかもしれない。

AIを教育に使えば、通常では大変コストのかかる生徒の事情に応じた個別教育が可能になる。そうした個別教育プログラムの開発、実施などを行う職務が新たに出現することを予想

インプットのデータを大量にもった結果、そのデータが何の意味をもちだすかについては、常に考えないといけない。データをデータでいかに終わらせないか。それが重要である。Data is a new oil というように、その Oilを手に入れても上手く、燃料を投下して何をつくるかの、Whatが重要になってくる。

通常の活動で手に入るデータによって、何ができるのが。それが問題だ。

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カナダのトロント大学教授のアジャイ・アグラワル氏らは機械学習がより適合する仕事はなんらかの予測、これは機械学習で安価になったわけだが、それを補ったり、自動化したりする仕事だとしている。これはかなり広範な仕事、職種、産業をカバーすることになる。例えば、自動車運転(ハンドルを切るべき正しい方向を予測)、病気の診断(原因を予測)、商品の推奨(顧客の好みを予測)などである。

 

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