2017-09-22から1日間の記事一覧
森見登美彦さんのSF小説。森見登美彦さんは四畳半神話体系や、世は短し歩けよ乙女などの京都を舞台とした独特の言い回しが得意な小説家だとはおもうが、この作品はそのような要素はでてきていない。どちらかというと作者の理系バックグラウンドがよく表現さ…
電通の問題以降働き方改革がメディアによってとりあげられるようになってきた。 プレミアムフライデーなど、本当にそのような効果があるのかはわからないけれども、いろいろな施策がどんどん今度も進むのであろう。 もちろん、世界の労働時間は減少をしてい…
タイトルにつられて読んでみた一冊。すばる新人賞を取ったようだ。 親がいない子どもたちの物語が描かれている。呼んだ後にほろ苦い幸福感が味わえる小説だった。悲しい話なんだが、爽快感がある文章で描かれている。 また小学校時代・高校時代・社会人時代…
文化祭のシーズンがやってきた。 祭りごとは結構好きで、去年も芸祭にはきた。 お金にならないことを一生懸命にやれるのは素晴らしいことだと思う。いや本当に。 大学生活時代はそんなに、文化祭に関わりはなかったけれども、高校時代に文化祭を盛り上げるた…
ピーターパンの世界ででてくるネバーランドはあまりにも有名。 そこは子供しかいなく(ロストボーイズ)、子供の夢がつまった島である。 ただこのピーターパンの誕生には、悲劇でもあり希望でもあるひとつのストーリーがある。そのストーリーを描いたのがフ…
タイムトラベルやら並行世界やらの話が非常に好きだ。 タイムトラベルの王道である、バックトゥーザフューチャーはもちろんのことだけれども、アニメでいうとシュタインズゲートなどもハマった。 なんで好きなんだろう?ドラえもんの影響? もしもの究極だか…
メンタルが弱い。そう悩んだ人はいないであろうか。それは自分も当てはまる。 特に体育会系でもなければ、しごかれた経験もそんなにない。(メンタルを強くもつという意味では体育会系はある程度の評価はされるべきなのかも) たまたま手にとったこの本には…
私はゲーム世代に生まれてる。物心ついたときには、スーファミがあり、64があった。 死んでも生き返る、むしろ死んで覚えるという世界観には慣れている。 この映画(もとは小説だが)はその世界観を引き継いで作成している ループから抜け出せ ループものと…
古本屋でタイトルだけ見かけて買った短編集。 短編集はなんとなく好き。気軽に1話ずつが読めて、最後まで集中力が切らさず読めることができるから。 ハッピーエンドもバッドエンドも人生にはない 部屋を主題にした様々な人生模様を描く小説だった。 どこにで…
京都の雰囲気が好きだ。なぜだろう。 歩けば歴史にあたる、昔なりの建築に出会うことができる。散歩するだけで楽しくなる。生まれ変わったら京都で大学生をしたいものだ。 そんな京都好きに拍車をかけたのは確実に四畳半神話体系であろう。 SFと青春小説の融…
映画は人より好きな自負があるのだが、最近見たい映画がなくて困っている。 たまたまYoutubeの動画広告でみた、ベイビードライバーが引っかかったので見に行ってきた。 www.babydriver.jp ; 前半最高・後半イマイチ この言葉がこの映画の全てを表している気…
考えるという言葉を私たちは普段から使っている。 でもふと考える。”考える”ということはどういうことなのか。 よくもっと深く考えろ!であったり自分の頭で考えろ!などと上長などから言われることがある。でもどうすればいいのか。。そう悩んだことなど無…
本屋でたまたま手に取ったが、気軽に読めて爽快な本であった。 短編集であるが、1つの1つの短編集には小さな繋がりがあり、それを感じながら読み進めるのは軽快な爽快感を覚える。伊坂幸太郎は本当に読みやすい小説を描いてくれる。 特に第二編の話はちょっ…